ご無沙汰しております。赤坂です。自宅研究室防音工事を無事終えました。
さて、今日は「準D進行」についてのお話しです。
和音進行の基本は、「D進行」であるとのお話を以前しました。(写真1)
それでは写真2の進行は、どうでしょうか。
一見すると、「D進行」の原則が崩れた反復進行の様に見えます。
この様な時には「準D進行」の考え方を適用します。(写真3)
写真2ですと、7小節目の2拍目を、「Ⅶの根音省略形」とみなし、
「Ⅱ」の七の和音第二展開形として表記しています。
こうして根音関係を補って考えてゆくと、本来の「D進行」の道筋が見えてきます。
Julia.T.A
le 14 nov. 2017 22h01