メシアン・バイオグラフィーの翻訳に関して、
仏語の我が師M.Jordensと共に、大変有意義な検討会を重ねています。
仏⇔日翻訳のプロフェッショナルである
《言葉の専門家》M.Jordensと
微細ながら音楽理論研究及びメシアン研究を旨とする
《音楽専門家》の小生とで、
二つの専門性が交わることにより化学反応を起こし、
相乗効果が生まれ、1900年代フランスでのメシアン周りの出来事が
日本に居る私たちにも、ベールが徐々にほどかれてつつあります。
私は仏語原書を読むのにあたり、まだまだ言葉のニュアンスを
取り違えたりすることがあるし、
Jordens氏は音楽理論の構造についての意味合いを
知らなくて当然だし、
こうした二人組が集まることによって
双方の智慧を結集することができ、極上のハーモニーを
醸し出していると確信しています。
検討会も第3回目が終了しました。
様々な人の協力を得られ、成り立っている《今》があります。
そうした事を一つ一つ大事にし、
明日も明後日も進んでいきたいと思っています。
Julia.A