「ラヴェルがこだわり続けたのは、音楽のプロとしての誇りだった。
音楽とはひとつの職人芸であり、深い知識が必要とされるものだ。
…自分のメチエをしっかりと守り、自らができうることを行い、
どこにも手抜きなどなく、後悔する理由もないとしよう。
それならば、脇目もふらずに精進すべきなのである。」(本文より)
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『ラヴェル その横顔と音楽論』
マニュエル・ロザンタール著 マルセル・マルナ編 伊藤制子訳
春秋社 (1998年3月25日)
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深く心に響く言葉です。
赤坂樹里亜