《L’Ascention –キリストの昇天- (1932) Version pour orchestre
Quatre meditations symphoniques pour orchestre
-オーケストラの為の4つの交響曲的瞑想-》
Ⅰ Majeste du Christ demandant sa gloire a son Pere
-自らの栄光を父なる神に求めるキリストの威厳-
Ⅱ Alleluias sereins d’une ame qui desire le ciel
-天国を希求する魂の清らかなアレルヤ-
Ⅲ Alleluia sur la trompette, Alleluia sur la cymbal
-トランペットによるアレルヤ、シンバルによるアレルヤ
Ⅳ Priere du Christ montant vers son Pere
-父のみもとへ昇天するキリストの祈り-
(邦訳:わたくしだわ~~♪♪)
復活祭(イースター)も過ぎ、2014年6月1日(日)はカトリック歴では
「主の昇天」との事。
そこで真っ先に頭に浮かぶのは、勿論メシアンの上記作品です。
この作品は、翌年にはオルガン曲として編曲されていますが、ただし
第3番だけは「トランペットとシンバル」の為の作品である事から、
オルガン仕様に編曲する事はせず、全く別の作品を新たに書いて、
オルガンの技巧曲を挿入したようです。
去る6月1日(日)の「主の昇天」を想いながら、改めてオケ版とオルガン版を
じっくりと聴いてみる週としたいと思います。
赤坂樹里亜
3e juin 2014 13h14