この一年間、目まぐるしく様々な事が通り過ぎてゆきました。瞬く間の一年経過でした。
そして3日前の2022年9月21日には、艶Petrof♡の定期調律をして頂きました。
鍵盤楽器については、専門畑でない人の感覚として様々な人がいるものです。
過去にお会いした人の傾向として、非音楽家さんにとり、鍵盤楽器は
パイプオルガンもリードオルガンもクラヴィノーヴァもエレクトーンも
「鍵盤が付いていれば皆同じ」と思う人がいらして、私の中では驚きでした。
(私だってピアノ専攻ではないにも拘らず、です…。(苦笑))
しかし私にとり、「モダン・ピアノ」というカテゴリー1つ採っても、
実に多様性をはらんでいるように思えます。(* クリストフォリ・ピアノ以前の
古楽器を除きます。)
即ち、YAMAHAやKAWAI、或いは他社さんの楽器などを一からげに「ピアノ」という
感覚はもう持てないですね。やはり「『Petrof』は『Petrof』という楽器」
という体感です。
日頃は出擬古のため、ピアノスタジオで他社さんのピアノを使う事が多いですが、
その際に、時折デッドな防音室内で「レーザービームの様に突き刺すかのような
音色の楽器」に当たる事があります。
正直、長時間その音色を聴いていると少々しんどくなる事がありますね。
その点、オンライン・レッスンでは自分のPetrofを用いてレッスン出来ますし、
幸せな事です。
因みに、毎年秋・冬の期間お借りしているPiano Studio STUさんのYAMAHA C3の
音色は美しく、その限り(レーザービーム様(笑))ではないですので、
10月のスタジオ営業再開が楽しみです。
様々な特異な事象が起こる時代ではありますが、ウチの子(例の艶の子(笑))と共に
歩んで参る所存です。
皆様方も秋へ気候の変動には、お身体ご自愛下さい。
Julia.T.A
Le 24 septembre 2022 16h32