昨年2017年11月19日、サントリーホールに於ける日本での「全幕初演」を飾った
上記のメシアン作曲歌劇《アッシジの聖フランシスコ》のライブ音源CDが、
去る9月24日に自宅に届いておりました。
この日は私自身サロンコンサート出演の翌日であり、そして夜学での仏語会話の授業の
開講日でもあり、その後絶えず二週間半ほど超多忙の中、封を切れないまま、こんにちに至りました。
しかし、あの日の「日本初演時」は、私もサントリーホールの客席で聴かせて頂いた中、
終演後、余りの恍惚感にスタンディングオベーションをいつまでもいつまでも送り続けた事を
はっきりと覚えており、あの日の感動が蘇ってきます。
明日、試験を控えた上での「完全OFF」の今日ですが、どうしてもこのCDが
聴きたくて聴きたくて仕方がありませんので、PC及びiphoneにインポート作業をしています。
昨年2017年は、メシアン作品中、唯一無二の歌劇、《アッシジの聖フランシスコ》の
日本初演が行なわれた、記念碑的な年と記憶に焼き付いています。
海外データベースを検索すると、メシアンに関しての論文は、意外にもこの
《アッシジの聖フランシスコ》に関しての文献が最も多いように思います。
しかしながら、いわゆる「葬式仏教」的な文化を持つ日本人には、残念ながら
この作品は一般的には未だ「初演された」に過ぎない過程かも知れません。
そこで、更なるメシアン受容に向けて私も動いてゆきたいですので、
慶應旧図書館蔵書の資料をフルに活用し、もっと調査してゆきたいと感じております。
しかし…。
明日のメシアンとは無関係の試験対策は大丈夫なのだろうか?(笑)
Julia.T.A
le 12 oct. 2018 17h25